【レポート】2017年3月開催 中小企業向け ビジネスWEB活用セミナー 『成果を上げる為に必須!アクセス解析によるサイト改善の進め方』

セミナー概要

3月の「NIFTYビジネスWEB活用セミナー」は、事業の発展や拡張のツールであるサイトの改善に関する内容です。実際のアクセス解析の例を使用しながら、サイト改善を行う上での考え方や課題抽出の方法、進め方といった内容を、前回に引き続き『WEB活認定コンサルタント』の松本年史講師が解説しました。

会場の「ニフティ株式会社 セミナールーム」には、日頃アクセス解析に取り組み、サイト改善に熱意を持って取り組んでいるWEBサイト運営担当者が多数訪れ、松本講師の説明を聞き漏らさないよう真剣に受講していました。

開催:2017年3月21日
場所:ニフティ株式会社 セミナールーム
共催:ニフティ株式会社・中小企業基盤整備機構
協力:WEB活 - 中小企業WEB活用支援プロジェクト
司会:ニフティ株式会社 SMB事業推進部 長野 仁
講師:経済産業省推進資格 ITコーディネータ資格認定者 WEB活認定コンサルタント/ 松本 年史

講演:第1プログラム:ニフティ株式会社 SMB事業推進部 長野 仁
            「ご挨拶とサービス紹介」
   第2プログラム:WEB活認定コンサルタント 松本 年史
            「成果を上げる為に必須!アクセス解析によるサイト改善の進め方」
         第3プログラム:ニフティ株式会社 SMB事業推進部 長野 仁
            WEBサイトを効果的に活用していくには?

(敬称略・順不同)

0321_1.jpg効果のあるWEBサイトの改善を望む多くの参加者が集まりました。

サイト改善の前に「サイトの目標」を設定する

サイトの改善といっても、どのような状況に置かれているかで行うべきことが変わります。そこでまず「改善」の定義を確認しましょう。

  •  悪いところを改めてよくすること
  • 物事をよい方向へ改めること

現状が本来あるべき姿とは違うなら、問題解決によりその差を埋めるためにサイトの改善を行います。また、現状に満足しているなら、より高いゴールを目指すために改善していくということが大切です。

そこで、鍵となるのは「WEBサイトの目標」。本来あるべき姿や目指す地点を目標に掲げ、具体的な数値を打ち出します。会社のWEBサイトは事業の何らかの目的のために存在しています。その目的を明確にすることもさることながら、それを達成するために向かうべき場所を設けることが重要なのです。 

WEBサイトの目標を設定する際には、ビジネス全体の問題からブレークダウンしていき、その中からWEBサイトで達成すべきことは何かを考えて見極めることになります。いくつか例を挙げてみます。

  • 種類:ECサイト 
  • 目的:商品・サービスの売上をあげる
  • 目標:売上高1,200万円

 

  • 種類:プロモーションサイト 
  • 目的:商品・サービスの認知度の向上、「資料請求」や「お問い合わせ」により見込客を獲得
  • 目標:訪問件数9,000/月、お問い合わせ件数70/

 このほかポータルサイトやリクルートサイト、店舗サイトなどはこれとは別の目的や目標になります。自社のWEBサイトの種類、目的や指標を検討してみてください。そして目標を立てることができたら、今とのギャップを解決していくためにWEBサイトを改善します。

0321_3.jpg「WEBサイト改善の鍵となるのはWEBサイトの目標です
(松本 年史氏)

目標を達成するためのWEBサイト改善に効果的なステップ

実際にアクセス解析によるWEBサイト改善の進め方を説明しましょう。ステップは次の5つです。

  1. 現状を把握し課題を抽出する
  2. 課題ごとに改善策を具体化する
  3. 効果測定が可能な指標に落とし込む
  4. 改善策を実施する
  5. 改善策の効果を検証する

 ステップ1のWEBサイトに内在する課題を抽出するためには、データ分析の基本が必要です。

 (1)変化をみる
時間軸やタームなどさまざまな角度からデータ上にある変化をつかみ、傾向を見つけます。

(2)比較する
前年比や業界標準値など、何らかの共通軸を持った数値と比べて良し悪しなどの違いを把握します。

(3)分類する
データを何らかの基準に分類し、その特徴や違いを把握します。

(4)相関をみる
2つの変数の間に関係性があるかどうかを把握します。これはアクセス解析ではあまり使用しません。

こうした分析の方法からアクセス解析をしていきます。ここで大事なことは、単にデータを見ることではく、「仮説を立ててそれが正しいかどうかをデータで確認する」ということ。仮説を元にアクセス解析をすることで、現状把握をすると同時に課題をピックアップし、真の課題が発見できるのです。

ステップ2では、見つかった課題ごとに改善策を具体的に打ち立てます。改善策は優先順位をつけるとよいでしょう。様々な改善策が提案されたとしても、今置かれている状況では実施できない提案や、良い提案でも、時間がかかる場合は、課題の緊急性と勘案して優先順位を下げなければならないものも出てきます。

0321_2.jpg

ステップ3では、改善策を実施する前に、改善後の“効果”を測定する指標を決めます。あるECサイトを想定して、簡単な例を挙げてみます。

  • 目標:WEBサイトからの売上1,200万円/月
  • 現状:WEBサイトからの売上 700万円/月
  • 課題:アクセス数を増やす 
  • 具体的な方法:検索ワード「○○○」のSEO対策を強化する 
  • 効果測定:オーガニック検索からのセッション数、「○○○」による検索からのセッション数 

 ステップ4では、改善策を実施しましょう。そして、最後のステップ5として、効果が現れたかを確認します。ここでは、Googleアナリティクスのサービス「マイレポート」などで各指標の移り変わりを確認することができます。マイレポートにはメール配信機能もあるので、日々モニタリングができます。また、「A/Bテスト」といった機能を活用することもお勧めです。改善策を策実するために、新規ページを数パターン制作し、どちらが効果的かを評価したいときに使えるサービスです。

WEBサイトの改善が成功したら、次はより高い成果を上げるために目指す目標を設定し、また課題抽出と改善策の実施に取り組みます。一度だけでは成果が上がらないこともありますので、その際は再トライしてみてください。WEBサイト改善は継続的に実施することがとても重要です。

WEB担当者をサポートする強い味方「まかせてWEB担」

続いて行われたWEBセミナーは、ニフティ株式会社のSMB事業推進部の長野仁氏による「WEBサイトを効果的に活用していくには?」。ニフティのサービス「まかせてWEB担」の紹介も含め、サービス改善に必要なポイントが話されました。

多くの企業では、WEBサイトに関して何が課題か分からないという声をよく頂きます。WEBサイトの改善ポイントは次の3つです。

  • 管理:お知らせやブログ記事、コンテンツを更新するためにCMSを導入したい。または導入しているが効果的に機能していない
  • 接客:WEBサイトに訪れたユーザーに対してアクションしてもらいたい
  • 集客:リニューアルで検索順位を向上させたい、サイトへのアクセスを増やしたい

改善ポイントである接客と集客に関して、多くの企業はデザイン変更やSEO対策、WEB広告などに力を入れる傾向があります。しかし、“売れるサイト”に必要なアプローチは「流入数の増加」と「コンバージョンの増加」です。そのために改善ポイントの一つ「接客」に関して言えば、訴求したいことをページに散りばめ、そこからお客様にしてもらいたいアクションをどこに設置する必要があるかを検討します。最近は、トップページ以外のコンテンツページからWEBサイトに訪れるお客様が圧倒的に多い傾向にあります。コンテンツベージを充足させることで、“売れるWEBサイト”に繋げることができるのです。

0321_4.jpg
「コンテンツベージを充足させることで、“売れるWEBサイト”に繋げることができる
(ニフティ株式会社 SMB事業推進部 長野 仁

そこでまずはWEBサイトの見直しをしてみましょう。次の3つを判断基準とします。

  • 自社サイトの改善ポイントは理解できているか?
  • WEBサイト内で伝えたい事は伝わっているか?
  • お問い合わせまで繋がっているか? 

こうした現状の把握には、さまざまなスキルが必要です。WEBサイト構築のためにサーバーやネットワーク、WEBデザインやUI/UXなどの知識を要する場合もあります。また、WEBマーケティングではトラフィックの分析やプロモーションプランニング、SEO対策、WEB広告のためのキーワード作成など。つまり、次のようなWEBサイト運営の課題が生じます。 

  • 運営指標/成果指標が明確でない
  • PDCAが構築出来ていない
  • 経営や事業運営に活用できていない

そこで弊社のサービス「まかせてWEB担」では、企業様の目的、運営内容に合わせたWEBディレクターが、企業様に変わってWEBサイトを企画・運営をする体制を構築します。また、社内のWEB担当者様のサポート役や、セカンドオピニオンとして適切な解決策を提案します。WEBディレクターが存在することで外部業者に丸投げすることなく、自社のWEB知見を貯めることができます。WEBサイト運営やWEB戦略支援など担当者サポートするため、社内WEB担当者は予算管理など上流工程に集中することが可能になります。 

以下、「まかせてWEB担」のコースです。

  1. お手軽コンサルパック……ホームページの検証、課題をアドバイス
  2. サイトリニューアル支援パック……リニューアルや集客のためのサポート
  3. 更新・運用パック……WEBサイト更新運用のサポート

社内WEB担当者が忙しかったり、あまり知識がなかったりしたときのサポートや、社員を雇うまでもないが、プロの意見を聞きたいという企業様に向けたサービスです。ビジネスの拡大に欠かせないWEBサイトを効果的に活用するお手伝い「まかせてWEB担」をぜひご検討いただけば幸いです。 

今回のセミナーは、いかがでしたでしょうか?今後も、ニフティでは企業のWEB担当者の皆さまのお役に立つセミナーを行ってまいります。開催情報は、当ブログやfacebookなどで随時ご案内してまいりますので、ぜひチェックしてください。

メールでのお問い合わせ:makasete_staff@list.nifty.co.jp
電話でのお問い合わせ:0120-802-026(平日 9:00~17:45

セミナー資料は下記リンクよりご参考ください。

 

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