【レポート】2017年2月開催 中小企業向け ビジネスWEB活用セミナー 『アクセス解析をはじめよう! Googleアナリティクスによるアクセス解析の基本』

セミナー概要

2月の「NIFTYビジネスWEB活用セミナー」は、WEBサイトの「健康診断」ともいえるアクセス解析がテーマ。Googleアナリティクスを効果的に活用して、WEBサイトの現状を分析し、今後の課題を浮かび上がらせるためのポイントを、久々の登壇となる『WEB活認定コンサルタント』の松本年史講師が、具体例を交えながら分かりやすく解説しました。

会場の「ニフティ株式会社 セミナールーム」には、普段から業務でGoogleアナリティクスを使用しているものの、さらに有効な使い方を学びたいと望む多くのWEBサイト運営担当者が来場。松本講師の講演に集中する姿が見受けられました。

開催:2017年2月20日
場所:ニフティ株式会社 セミナールーム
共催:ニフティ株式会社・中小企業基盤整備機構
協力:WEB活 - 中小企業WEB活用支援プロジェクト
司会:ニフティ株式会社 SMB事業推進部 長野 仁
講師:経済産業省推進資格 ITコーディネータ資格認定者 WEB活認定コンサルタント/ 松本 年史

講演:第1プログラム:ニフティ株式会社 SMB事業推進部 長野 仁
            「ご挨拶とサービス紹介」
   第2プログラム:WEB活認定コンサルタント 松本 年史
            「Googleアナリティクスによるアクセス解析の基本」
         第3プログラム:ニフティ株式会社 SMB事業推進部 長野 仁
            WEBサイトを効果的に活用していくには?

(敬称略・順不同)

DSC_0015.jpgGoogleアナリティクスの有効な使い方を学びたいと望む多くの参加者が集まりました。

アクセス解析はWEBサイトの健康診断

 

「アクセス解析」とは、WEBサイトで得られる成果を最大化することを目的に

  1. WEBサイトの現状を把握する
  2. 問題を認識する
  3. とるべき施策を検討する
  4. 施策の効果を測定する

といった流れによって進める、いわば「WEBサイトの健康診断」です。

それにより「誰が、どうやって訪問し、どのような行動をとったのか」「その結果、WEBサイト上の成果は達成されたのか」といった内容を掴むことができます。
つまりアクセス解析は、あくまでWEBサイトを成功に導くための“手段”であるため、それ自体に時間や費用を過度に費やすことなく、日常のルーティンワークとして行うべき作業となります。

そこで世界中のWEB担当者に愛用されているのが『Googleアナリティクス』。この無料ツールを使えば、アクセス解析に関する基本的なニーズはおおよそカバーすることができます。

DSC_0013.jpg「アクセス解析で重要なのが、事前のGoogleアナリティクスの設定」
(松本 年史氏)

解析力を高めるGoogleアナリティクスの設定

Googleアナリティクスによるアクセス解析で重要なのが、事前の設定です。これを細かく定めることで、より正確な結果を得ることができます。

なかでも重要な設定は次の4つです。

1. 複数のビューを作成する
今後フィルタをかけてビューをカスタマイズすることを見越し、“全てのデータ” “マスター” “テスト用” のように、最低3つのビューを作成します。
【設定方法】
「管理」→「すべてのウェブサイトのデータ」をプルダウン→「新しいビューを作成」

2. 内部からのアクセスを除外する
内部からのアクセスをカウントしないように、特定のIPアドレスやISPドメインからのトラフィックを除外します。
【設定方法】
「管理」→「フィルタ」→「フィルタを追加」

3. Googleサーチコンソールと連携させる
Googleサーチコンソールの「検索クエリ」を利用して、大まかな検索キーワードのデータを取得します。
【設定方法】
「管理」→「すべてのサービス」→「Search Consoleとリンク」

4. コンバージョン設定を行う
WEBサイトの目標が達成されたかどうかを計測するため、「目標」設定を行います。Googleアナリティクスではさまざまなコンバージョン設定が可能ですが、なかでも下記2項目はWEBサイトの成果に関わる重要な指標です。必ず設定を行いましょう。

  1. 到達ページ:商品購入完了ページやお問い合わせ完了ページなど、最終的に目標達成となるURLへのアクセス
  2. イベント:ファイルのダウンロードや、外部リンクのクリック数など

【設定方法】
「管理」→「目標」→「新しい目標」

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レポートを正確に読み、次の一手を考える

Googleアナリティクスでは、デフォルトで用意されている「標準レポート」と、自分だけの専用レポートを作成する「マイレポート」が主に使用されます。それらを駆使して、次の4つの視点から解析を進めていきます。

1. ユーザー
性別/年齢層/地域/新規orリピーター/使用している端末など

2. 集客
利用した検索サイト/経由してきたSNSなどの外部リンク先/検索ワードなど

3. 行動
参照されることが多い・滞在時間が長いページ/最初に訪れたページ/直帰率の高いページなど

4. コンバージョン
コンバージョン率の推移/到達ページにたどり着くまでのプロセスなど

これらを日常的に観察し、指標(数値)の変化を考察することで、次に対策すべき改善点が明確になります。例えば

  • 新規訪問者の割合が50%を切っている……集客方法を見直す必要がある
  • モバイルアクセスが多いが、直帰率も高い……モバイルのUIを見直す必要がある
  • オーガニック検索による訪問数が少ない……SEO対策を強化する必要がある
  • 参照元メディアはYahooが多い……Yahooでの広告展開を検討する

など、具体的な「打つべき手段」を浮かび上がらせることができるのです。

また、週単位で指標の変化を追い、急激に減った・増えた指標のディメンション(分析軸)に着目して、その原因を探ることが非常に重要な解析の活用につながります。

次回のセミナーでは、アクセス解析により導き出された問題点を、どう改善するかの実践的な内容が説明されます。今回の内容を基本として、さらに深い部分までWEBサイトを成果に結びつけるコツを探っていきます。ご期待ください!

社内と外部パートナーを結ぶ「まかせてWEB担」

松本氏のセミナーに続き、ニフティ株式会社の長野仁氏による「WEBサイトを効果的に活用していくには?」というミニセミナーと、ニフティのソリューション「まかせて WEB担」の紹介が行われました。

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「WEBサイトは営業プロセスを見越した設計になっている必要がある
(ニフティ株式会社 SMB事業推進部 長野 仁

おもにB to Bのビジネスを展開する企業において、WEBサイトはリアルの営業活動の成果につながる情報交換のための一つのツールです。その意味合いにおいて、WEBサイトは営業プロセスを見越した設計になっている必要があり、「商品力」と「営業力」が掛け合わされた魅力を備えるメディアでなければなりません。

  • WEBサイトからの資料請求は自社にとって魅力的なものか?
  • そもそも自社の顧客はインターネットを日常的に使っているのか?
  • 自社の営業担当はWEBサイトを経由したお問合わせ方法を喜ぶか?
  • 発注先のWEB制作会社は自分たちの業界を知っているか?

といった点において、経営・各事業部門・人事等管理部門といった社内の関係部門と、WEB制作や運営を担当する外部パートナー企業とのコンセンサスが非常に重要となります。そこで大切なのは社内と外部との橋渡しの役割を果たす「サイト運営チーム」です。

ニフティのサービス「まかせてWEB担」では、サイト運営チームの中核として社内と外部制作会社との運営指標・成果指標の共有を促し、PDCAの構築をサポートし、経営陣や事業部門とWEB部門の連携を強化するWEBディレクターを紹介、アレンジするサービスです。

具体的に提供するコースは以下の3種類。

  1. お手軽コンサルパック……ホームページの検証、課題をアドバイス

  2. サイトリニューアル支援パック……リニューアルや集客のためのサポート

  3. 更新・運用パック……WEBサイト更新運用のサポート


  • コンサルティングからWEBサイト更新作業までを手がける対応範囲の広さ
  • 事前に含まれていない業務でも相談できる柔軟性
  • 担当ディレクター・ニフティ双方でカバーする広範囲なネットワーク

を特徴に、リーズナブルな価格で満足していただけるサポートを提供する「まかせてWEB担」。ぜひご活用を検討してみてください。

メールでのお問い合わせ:makasete_staff@list.nifty.co.jp
電話でのお問い合わせ:0120-802-026(平日 9:00~17:45

次回の開催は2017年3月21日(火)、同じくニフティ株式会社 18F セミナールームにて開催されます。テーマは「成果を上げる為に必須!アクセス解析によるサイト改善の進め方」、講師は今回に引き続きWEB活認定コンサルタント松本年史氏です。

どうぞご期待ください!

セミナー資料は下記リンクよりご参考ください。


次回の開催にも、ぜひご期待ください!

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