【レポート】2016年12月開催 中小企業向け ビジネスWEB活用セミナー 『死語になった外部SEO。脚光を浴びているコンテンツSEOってなんだ?&WEBサイト診断・相談会』

セミナー概要

2015年の Googleガイドライン発表後、にわかに脚光を浴びる「コンテンツSEO」。「言葉は聞いたことはあるけれど、詳しくは知らない」「それ以前の主流だった『被リンク』はどうなった」など、 SEO対策において今一番“熱い”話題である「コンテンツSEO」の仕組みと実情について説明が行われました。

会場の「ニフティ株式会社 セミナールーム」には、今年最後となるセミナーで有益な情報を得ようとする企業のWEBサイト運営担当者が大勢詰めかけ、村上講師の分かりやすい解説に耳を傾けていました。

開催:2016年12月8日
場所:ニフティ株式会社 セミナールーム
共催:ニフティ株式会社・中小企業基盤整備機構
協力:WEB活 - 中小企業WEB活用支援プロジェクト
司会:ニフティ株式会社 SMB事業推進部 本宿 圭太
講師:経済産業省推進資格 ITコーディネータ資格認定者 WEB活認定コンサルタント 村上 出

講演:第1プログラム:ニフティ株式会社 SMB事業推進部 本宿 圭太
            「ご挨拶とサービス紹介」
   第2プログラム:WEB活認定コンサルタント 村上 出
            「死語になった外部SEO。脚光を浴びているコンテンツSEOってなんだ」
         第3プログラム:ニフティ株式会社 SMB事業推進部 長野 仁
            WEBサイトを効果的に活用していくには?
   第4プログラム:Q&A座談会

(敬称略・順不同)

DSC_0027.jpg約50名の方が参加されました。「コンテンツSEO」への関心の高さが伺えます。  

良質なコンテンツで自然なリンクを多く獲得する

これまで実践されてきたSEO対策とは、WEBページのHTMLや記述されている文章を調整する「内部SEO」と、関連性のある外部のホームページからの被リンクによる「外部SEO」に大きく分類することができます。

しかし、Googleの検索順位の付け方や評価の仕方は年々変化しており、当然それに伴ってその対策方法も変わります。

Googleは「Googleが高評価するWEBサイト」として、「ユーザーと検索エンジンの双方に優しいWEBサイト」という判断基準を新たに掲げました。それを満たすための一つの方法として注目されているのが「コンテンツSEO」です。つまり「検索ユーザーの役に立ち、満足するコンテンツを届け続けるために、良質なコンテンツを作ること。またそれをソーシャルメディアなどで拡散すること」という概念であり、それにより自然な形で外部からのリンクを獲得するということなのです。

現在のGoogleアルゴリズムでは、自然なリンクと不自然なリンクを判別できるようになっています。自然なリンクは、そのWEBサイトがユーザーにとって便利で価値があると他のWEBサイトに判断されることで増えていきます。一方、不自然なリンクは、人気のあるWEBサイトであると検索エンジンに見せかける目的で貼られます。サイトのインデックス登録や検索ランキングで有効なのは、自然なリンクのみであり、現在では不自然なリンクが多いWEBサイトはむしろ検索結果に悪影響を及ぼすことがあるとされています。

DSC_0013.jpg「自然なリンクは、そのWEBサイトがユーザーにとって便利で価値があるもの」
(村上 出氏)

人が紹介したいと思うコンテンツを作成する

Googleガイドラインによると、コンテンツSEOで不可欠となる「質の高いコンテンツ」とは、以下のような基準で判断されることになります。

  • この記事に書かれている情報を信頼できるか?
  • この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか?
  • このWEBサイトに対しクレジットカード情報を安心して提供できるか?
  • 健康についての検索に関し、このWEBサイトの情報を信頼できるか?
  • WEBサイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
  • トピックについて、しっかりと全体像が分かる説明がなされているか?
  • 当たり前のことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?

Googleはこのような質の高いコンテンツ、つまり「ユーザーが自発的にソーシャルブックマークに登録し、それを人に教えたくなる」ような優れたコンテンツを探しています。つまりは、「ユーザーに好かれるコンテンツ」「ユーザーに役立つコンテンツ」を作ることが重要ということです。

また、どのような的確な情報が掲載されているページであっても、ユーザーが読む気を無くすようなデザインやレイアウトでは満足度を高めることはできません。文章の内容だけではなく、コンテンツの分かり易さ、読み易さ、情報整理の仕方、ユーザーが目的の情報をすばやく見つけられるかなど、ユーザビリティに関わる要素を満たすことも大切です。

人が「紹介したい」と思うWEBサイトは、自然と外部からのリンクが増え、結果として検索にもヒットされやすくなる。それがコンテンツSEOの意義であり、本質というわけです。 

モバイルファーストとコンテンツSEOへの影響

インターネットへのアプローチ方法として、PCからモバイルへと、主役となるデバイスが変化している傾向を鑑み、GoogleではWEBサイトが「モバイルフレンドリー」であることも重視しています。その事実を認識した上で、効果的なコンテンツSEOを行う際には、以下のポイントに対する注意が必要です。

  • コンテンツの品質:ユーザーの検索時の意図を踏まえる
  • コンテンツの量:「過度に冗長」あるいは「過度に簡素」にならない
  • 操作性:ファーストビューを洗練し、「縦スクロール・タップ以外の操作をなくす」「選択の手間を極力減らす」などの配慮をする
  • 表示速度:表示に時間が掛からないようにする(2.4秒以上かかると、コンバージョン率が急激に低下し、直帰率が上昇すると言われている)
  • コンテンツの分類:ユーザーの意図を汲み、分量などを考慮して、コンテンツを分かりやすく分類して切り分ける

またユーザーのデバイスに関係なく、画面サイズに応じて表示を変えることができる「レスポンシブデザイン」にすることも、モバイルファーストを実現する重要な要素としてGoogleは推奨しています。

WEB販促の窓口新サービス「まかせてWEB担」

村上講師によるセミナー終了後は、「WEBサイトを効果的に活用していくには?」と題して、ニフティ株式会社 SMB事業推進部の長野 仁氏による新サービスの紹介が行われました。

WEB販促やデジタルマーケティングをビジネスで活用できている中小企業は少数派であり、その原因は「人材の不足」「知識・ノウハウの不足」が大きいとされています。

しかし一方で、実施してみたいWEB販促施策は山ほどあるという思いが企業側には存在するのも事実。WEBサイトを活用することで、顧客接点の拡大、経費削減、営業ツールの強化、ブランド価値の向上など、さまざまな効果が見込めるからです。

そこでWEB販促の窓口では、「人材・知識不足」という問題と、「やりたいことはたくさんある」という欲求とのギャップを埋めるべく「まかせてWEB担」というサービスをスタートさせます。

これは各企業のWEB販促の目的や内容に合わせて、ニフティがWEBサイト運営に長けた「WEBディレクター」をマッチングし、企業のWEB担当者と一緒にWEBサイト運営を行っていくというものです。

DSC_0041.jpg「個別相談会では、社内のWEB担当者不足の課題など伺いました

提供するコースは以下の3種類。

1.お手軽コンサルパック
Googleアナリティクスなどの解析ツールによるWEBサイトの検証。そこから見える課題についてのアドバイス。

2.更新・運用パック
コンテンツ文章の変更、画像の差し替え、新着記事などの情報アップロード、リンクの設定など、定期的な運用・更新作業サポート。

3.RFP制作パック
目的・課題・予算・期間・提案して欲しい内容・提供できる自社情報など、WEB制作会社やWEBマーケティング会社から提案をしてもらうために作成する提案依頼書(RFP)の制作サポート。

いずれのパックも他の手段で実施することを考えた場合より、リーズナブル。

またニフティが厳選した経験豊富なWEBディレクターを紹介し、さらにニフティ社員がお客様ごとの担当者となってWEBディレクターの業務や品質をチェックするという安心感もあります。

WEB販促において重要な「やりたいこと」「やるべきこと」の業務フローを整理し、「自分たちでできること」を見極めた上で、それに当てはまらない業務の効率化を外部のスキルとノウハウにより解決する方法として、この新しいサービス「まかせてWEB担」のご活用を検討してみてはいかがでしょうか。

メールでのお問い合わせ:makasete_staff@list.nifty.co.jp
電話でのお問い合わせ:0120-802-026(平日 9:00~17:45

今回のセミナーでは、コンテンツSEOの基礎と仕組みについて解説が行われました。それを踏まえた次回2017年123日のセミナーでは「検索エンジンのコントロールとコンテンツSEOの効果」と題して、より実践的な理論が展開されます。コンテンツSEOを実践したいとお考えの方は、是非ご参加ください。

 


 

 
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