【レポート】2016年11月開催 中小企業向け ビジネスWEB活用セミナー 『最初にやっておくべき!内部SEO4つの基本対策&WEBサイト診断・相談会』

セミナー概要

「キーワードを適切に記述する」ことを始め、検索エンジンが理解しやすいようにWEBサイトを最適化していくのが内部SEOです。今回のセミナーでは、WEB活認定コンサルタントの五島 一輝氏が、WEBサイト立ち上げ時、リニューアル時、コンテンツページの追加時などに行う基本の内部SEO対策を具体的・実践的に解説しました。

また第2部として、株式会社クリエイティブネットドアの岡久 篤氏による「トータルWEBコミュニケーションに立脚したSEOと集客方法の検証」と題したミニセミナーも開催されました。

会場の「ニフティ株式会社 セミナールーム」には、WEBサイトを積極的に活用する多くの企業担当者が集結。熱気あふれる会場で、有益なセミナーが展開されました。


開催:2016年11月17日
場所:ニフティ株式会社 セミナールーム
共催:ニフティ株式会社・中小企業基盤整備機構
協力:WEB活 - 中小企業WEB活用支援プロジェクト
司会:ニフティ株式会社 SMB事業推進部 本宿 圭太
講師:
経済産業省推進資格 ITコーディネータ資格認定者 WEB活認定コンサルタント 兼
株式会社アイティープランナーズ 代表取締役 五島 一輝
株式会社クリエイティブネットドア 東京支社長 兼 WEBコンサルタント 岡久 篤

講演:第1プログラム:ニフティ株式会社 SMB事業推進部 本宿 圭太
            「ご挨拶とサービス紹介」
   第2プログラム:WEB活認定コンサルタント 五島 一輝
            「最初にやっておくべき!内部SEO4つの基本対策
         第3プログラム:株式会社クリエイティブネットドア 岡久 篤
            「トータルWEBコミュニケーションに立脚したSEOと集客方法の検証
   第4プログラム:WEB販促窓口パートナー制作会社によるQ&A座談会

無料WEBサイト診断&個別相談会:
   株式会社クリエイティブネットドア 岡久 篤・遠藤 惣太・永井 千絵
   株式会社a2media 寺島 識至・山田 篤・黒田 弘貴
   株式会社クリエイターズネクスト 窪田 望・安達 健太

(敬称略・順不同)

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約50名の方が参加されました。具体的なSEO施策についての説明が大変好評でした。  

内部SEO対策はHTMLタグを知ることから

前回のセミナーでは、適切なキーワードの選定手順について詳しく学びました。

少しおさらいすると…

  • STEP1:WEBサイトテーマに合致したさまざまなキーワードをリストアップする
  • STEP2:競合WEBサイトと勝負可能なメインキーワードを選ぶ
  • STEP3:上位表示がさほど難しくないサブキーワードを選び、コンテンツ中に入れる

という手順で進めます。

そのキーワードが正しく選定されていることを前提に、SEO効果を高めるための内部対策を施すにあたっては、最初にWEBサイトの構造について知る必要があります。

そもそも現代のWEBサイトの多くは、「HTMLファイル」と「CSSファイル」により構成されています。そのうち内部SEO対策に関連するのは、「タイトルタグ」「メタタグ」「見出しタグ」「リンクタグ(aタグ)」「イメージタグ」と呼ばれるHTMLタグです。

これらに適切な記述をすることでSEO効果は上がるのですが「そんなことはWEB制作会社やSEO専門業者に任せればいいんじゃない?」と思う方もいるかもしれません。しかしそうではありません。依頼した先が内部SEO対策をきちんと行っているかの確認は、自分たちで行わなければならないからです。

IMG_0912.jpgSEO効果を高めるために、WEBサイトの構造について知る必要がある
五島 一輝氏)

内部SEO4つの対策

HTMLタグを調整することで行う内部 SEO。そのポイントは次の4つに大別されます。

1. タイトルタグ、メタタグの調整
タイトルタグやメタタグは、検索結果の画面に反映される重要な要素です。キーワードを盛り込んだわかりやすい文章にすることが大切ですが、キーワードを繰り返しすぎたり、関連性の薄いキーワードを入れるなど、過剰な表記は慎むべき。それによりSEOに悪影響を及ぼすこともあります。

2. hタグ、alt属性タグなどの調整
hタグ(見出しタグ)にはキーワードを入れたほうがよいとされてきましたが、今では無理やりすべてにキーワードが入るのは不自然とされ、マイナスになる場合があります。

3. キーワード出現率と近接度の調整
キーワード出現率とは、1ページの文書中にある単語の総数に占める「キーワードの割合」で、3~7%程度が適切とされています。これ以上だとペナルティのリスクは高まります。ページ固有のコンテンツだけでなく、WEBサイト共通エリアに含まれるキーワードも出現率にカウントされる点に注意しましょう。

4. 内部リンクとサイトボリュームの調整
「リンク階層を浅く」「ナビゲーションメニューはテキストで設置」「パンくずリストを設置」「URLとアンカーテキストを統一」「アンカーテキストはキーワードを意識」などの注意点に従い、構造の見直しと内部リンクの適正化を行います。さらに「下位層のページからは、直上だけではなく、トップページまでの各上位階層のページへのリンクを張る」などの内部リンクの強化も図ってください。

SEOのトレンドに直結するGoogleガイドライン

SEO対策=Google対策となっている現状では、常にGoogleのポリシーを意識して対策を施すことが重要です。Googleが考える「好ましいWEBサイト」は、Googleが発表している「ウェブマスター向けのガイドライン」に記載されています。

  • WEBサイトのデザインは見やすいか?
  • リンクの貼り方は適切であるか?不正リンクはないか?
  • 訪問ユーザーのためになる情報があるか?
  • ユーザーが欲しい情報を見つけやすい構造になっているか?
  • 広告やアフィリエイトリンクばかりのWEBサイトではないか?

という具合に、「訪問者がページを利用しやすいよう手助けをする」というガイドラインを具現化する方向に向かっていることが分かります。

また近年のモバイル全盛のムーブメントに合わせ、「モバイルフレンドリー」を意識した配慮も大切です。

  • コンテンツの品質(ユーザーの検索時の意図を踏まえる)
  • コンテンツの量(冗長すぎず、長すぎず)
  • 操作性(ファーストビューを洗練する、操作の簡素化、選択の手間を極力減らすなど)
  • 表示速度(表示に2.4秒以上かからないように)
  • コンテンツの分類(ユーザー目線での分類)

などがそれに当たります。

SEO対策の前に考えるべき、 WEBサイトの特性と目的

続いて第二部では、株式会社クリエイティブネットドアの岡久氏による「トータルWEBコミュニケーションに立脚したSEOと集客方法の検証」と題したミニセミナーが行われました。

IMG_1076.jpg「SEO対策にこだわらない幅広い視点での集客方法も検討する必要がある
(岡久 篤氏)

リアルな世界でのコミュニケーションと異なり、WEBサイトを通じたコミュニケーションは「ユーザー発信によるプル型のスタイルであること」「いろいろな接触の方法(コンタクトポイント)が存在すること」が特徴として挙げられます。ユーザーは検索のほかにも、SNSなどさまざまな手段を介して自分から欲しい情報に手を伸ばし、結果それに合致するコンテンツに辿り着きます。その特性を理解した上で集客の最適化を図るには、ユーザーの潜在需要を満たす受け皿コンテンツを充実させることと、さまざまなコンタクトポイントを最適化することが求められるのです。

ユーザーにとってのコンタクトポイントは、検索→自社サイトという流れだけではありません。WEBサイトの目的やターゲットの特性、自社の意向などを踏まえた上で、SNSやオウンドメディアの利用強化、さらにはリアルメディアとの連動なども含めた、SEO対策にこだわらない幅広い視点での集客方法も検討する必要があります。

岡久氏は自社の商品やサービスに合ったコミュニケーションを模索する大切さを説きながらも、「あくまで集客はWEBサイト運営の目的の入り口に過ぎない。集めたユーザーをどうコンバージョンへ導くかということが一番大切であり、コンバージョンの向上をWEBサイト運営の中心に据えるべきである」として締め括りました。 

WEB活用セミナー恒例!白熱の座談会

休憩後、今回のセミナー講師の五島氏に加え、WEB販促の窓口パートナー企業による恒例の座談会が行われました。

テーマ1: モバイル用の画面にもパンくずは必要か?

株式会社クリエイターズネクスト・窪田氏/モバイル用の画面にも、ユーザビリティの向上とSEO強化の観点でパンくずは必要。ただし、設置方法にはモバイル独特のルールがあるので、それに従うことも大切。

cnext.jpg(株式会社クリエイターズネクスト・窪田氏

テーマ2:もはやバックリンクはSEO対策上必要ないの?
株式会社クリエイティブネットドア・岡久氏/以前よりは重要度は下がったが、まったく関係ないということではない。しかしSEOだけを意識して意図的に貼るのはNG。あくまで自然な形でリンク先が増えることが望ましい。

IMG_1157.jpg(株式会社クリエイティブネットドア・岡久氏

テーマ3:メタキーワードはコードから外してもよい?
株式会社a2media・寺島氏/入れられるようであれば入れたほうがベター。しかしすべてのページに入れる必要はない。ページごとに必要性を検証するべき。

a2media.jpg(株式会社a2media・寺島氏

次回は、12月8日(木)「ニフティ株式会社 セミナールーム」で開催されます。テーマは「死語となった外部SEO。脚光を浴びているコンテンツSEOってなんだ?」。いよいよ今話題のコンテンツSEOが詳しく解説されます。ご興味のある方は、引き続き『WEB販促の窓口』やfacebook等での告知をチェックしてください!

 

 

 
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