【レポート】2016年6月開催 中小企業向け ビジネスWEB活用セミナー 『競合分析で解る!自社の「強み」の掘り起し方&ホームページ診断・相談会』

競合分析で解る!自社の「強み」の掘り起し方&ECサイト診断・相談会

WEBサイトで成果を上げるためには、他社にはない自社ならではの「強み」をコンテンツに落し込み表現することが不可欠。しかし、意外にも自社の 「強み」がどこにあるのかを正しく把握している企業は多くありません。また「自社の強みは◯◯」と断言はするものの全く根拠がない、といったケースや、場合によっては、「強み」と確信していた内容が実は「強み」ではなかった、といったこともよくあります。

今回のセミナーでは、競合他社を分析して、自社の真の「強み」を掘り起こす画期的な方法が解説されました。

講師はITコーディネータ/中小企業診断士として、中小企業を中心にコンサルティングを提供している、特定非営利活動法人ITコーディネーター協会『WEB活認定コンサルタント』の松本年史氏。会場となった「ニフティ株式会社 セミナールーム」には、用意したデスクに座りきれないほど多くの企業WEB担当者が訪れ、松本氏が実際のコンサル現場で使用している3つのシートを用いながら実践的な内容の講義を体験しました。


開催:2016年6月16
場所:ニフティ株式会社 セミナールーム
共催:ニフティ株式会社・中小企業基盤整備機構
司会:ニフティ株式会社 SMB事業推進部 課長 本宿 圭太
講師: 経済産業省推進資格 ITコーディネータ資格認定者 WEB活認定コンサルタント 松本 年史

講演:第1プログラム ニフティ株式会社 SMB事業推進部 課長 本宿圭太
            「ご挨拶とサービス紹介」
   第2プログラム WEB活認定コンサルタント 松本 年史
            「競合分析で解る!自社の「強み」の掘り起し方」
   Q&A座談会

無料ホームページ診断&個別相談会:
   BREST株式会社  代表取締役 宮 秀一
   株式会社ネットフォレスト  営業 兼 WEBディレクター 三上 晃弘
   株式会社デモ プロデューサー 細川 俊
   株式会社ハイファクトリ Webコンサルタント 山田 将平
   WEB活認定コンサルタント  松本 年史

(敬称略・順不同)

DSC_0011.jpg約40名の方にご来場いただきました。 


 

WEBサイトの特性を知り、マーケットインの方向性を探る

ECサイトなどWEB上で展開する店舗には、リアルな世界で展開する店舗にはない、次のような6つの特性があります。

  1. 店舗の中に他のお客さんがいない→WEBサイト:お客 の閉ざされた世界
  2. 店舗がどこにあるか気付かない→世界に10億以上存在するWEBサイトの中に埋もれる
  3. 興味に合わなければ3秒で去る→知りたい内容がなければ、即座に他に移る
  4. お客さんは一品を求めてくる→目的買いをする
  5. 見込客は「キーワードで検索」する→検索からすべてがスタートする
  6. 1回の訪問で買う確率は低い→たいていの場合、他サイトと比較検討する

規模の大小にかかわらず、このような特性があることを知ったうえで、売れる WEBサイトにするための施策を練ることが重要です。

誰にも邪魔をされない世界で買い物を楽しみ、欲しいものが明確だからこそじっくり検索や価格比較をするお客さんであるということは、 WEBで買い物をする人はその商品やサービスに対する高いニーズをもっているということ。そのニーズに基づいた顧客本位の発想、“マーケットイン”で方向性を定めることが、売れるWEBサイトを作る設計では要求されます。

DSC_0016.jpgキーワードによって、自社が勝負する市場が決まる」(松本 年史氏)

顧客のニーズ(欲求や悩み)は、そのままWEBサイトのキーワードになります。そしてそのキーワードによって、自社が勝負する市場が決まります。市場が広ければ潜在顧客は多くなりますが、その分競合も増えます。

大企業より資金力・競争力で劣る中小企業の場合には、勝負する市場をなるべく小さくすること。ライバル他社にはない自社の特徴、他社には負けない強みを明確にし、それをWEBサイトの設計に反映させることが、自社が優位に立つことができる市場を設定することにつながるのです。

_2016-06-23_6.21.27.png

「強み」と「弱み」を見つけ出す、3つのシート

自社の強みは「あなたの会社ができること(製品/価格/宣伝/流通)」と「お客さんが求めること(顧客価値/コスト/コミュニケーション/利便性)」が交わるエリアから、「ライバルができること」を除いたエリアに存在します。つまり、ライバルのこともよく知っておかないと自社の強みを把握することはできません。

お客さんはライバルのWEBサイトも比較検討した上で購入するかどうかを決定します。それを強く意識し、競合する上位20社程度の特徴を細かく分析していくことが重要です。そのうえで自社が他社より優れているポイントを浮き上がらせ、コンテンツに落とし込んでいきます。

それをするためのシートが、次の3つです。

  1. 競合分析シート→自社が提供することができる価値に対し、競合の状況はどうなっているか
  2. SPWP分析シート→自社・他社を項目ごとに比較し、SP(ストロングポイント)とWP(ウィークポイント)を挙げ、WPについては解決するための難易度を検討

  3. 取り組み見える化シート→浮き彫りになったWP解決に向け、取り組むべき優先順位を決める

この後参加者は、それぞれの WEBサイトを鑑みながら実際に3つのシートを作成する作業を実践しました。

次回のセミナーではこの結果を踏まえて、自社の強みを言語化し、 WEBサイトに落とし込むための方法が解説されます。

WEB販促の窓口パートナー企業による、超実践的な座談会

休憩後、今回のセミナー講師の松本氏に加え、WEB販促の窓口パートナー企業による座談会が行われました。

テーマ1: WEBサイト全ページのHTTPS化は必要か?
株式会社DEMO・細川氏/今すぐの課題ではないが、googlehttps化を検索に反映させると言っている。取り組むべき大きなポイントであることは間違いない。

DSC_0031.jpg(株式会社DEMO・細川氏

テーマ2:リターゲティングのバナーは中小企業のサイトにも有効か?
株式会社ハイファクトリ・山田氏/リスティング、SEOなどの施策を施した後、それでも集客がまだ十分ではないと感じたときに、必要対効果を見据えながらすべき。早急に行う集客対策ではない。

DSC_0039.jpg(株式会社ハイファクトリ・山田氏)

テーマ3:自社の「らしさ」はどう作ればよいのか?
BREST株式会社・宮氏/市場の中で他社との差別化を探るよりも、自社にしかない魅力を見つけ、反映する「独自化」が重要。第三者の客観的な視点も借りながら、自分たちでは見えにくい魅力を「内部採掘」する作業を行うべき。

DSC_0006.jpg(BREST株式会社・宮氏

テーマ4:業種ごとのSEO対策に違いはあるのか?
株式会社ネットフォレスト・三上氏/不動産業界や中古車業界など、圧倒的な人気を誇る「モンスターサイト」がある業界では、SEO対策をしても意味がないこともある。それよりWEBサイト自体のクオリティを上げて直帰率を下げるなど、 SEOのための予算を他に回すことも検討するように。

DSC_0037.jpg(株式会社ネットフォレスト・三上氏

事前に募集した質問に加えて、会場からの挙手によるQ&Aも展開。白熱した座談会になりました。

次回は、728()「ニフティ株式会社 セミナールーム」で開催されます。今回と同じ松本年史氏が「『強み』を生かして自分の会社の商品やサービスを分かりやすく言語化する方法」を解説します。ご興味のある方は、引き続き『WEB販促の窓口』やfacebook等での告知をチェックしてください!

セミナー資料は下記リンクよりご参考ください。

 

次回の開催にも、ぜひご期待ください!

最新版のセミナー情報はこちら

「WEB販促の窓口」は御社に最適なWEB制作会社を無料でお探しします 詳しく見る