【レポート】2016年4月開催 EC戦略セミナー『成功しているECサイトがしていること&ECサイト診断・相談会』

2016年EC戦略セミナー 成功しているECサイトがしていること

WEBサイトに新規の見込み客を集める方法として注目されている「コンテンツマーケティング」。有益なコンテンツを、広告としてではなく中立的な観点から記事として発信するこのマーケティング手法は、国内外の成功事例が増えるに従い、その有益性が評価されています。

しかし「何を書けばよいのかわからない…?」「どれほどの手間とコストがかかるのか…?」「費用対効果は…?」など、新しい手法だからこそのお悩みが多いのも事実。

そこで今回のEC戦略セミナーでは、コンテンツマーケティングの始め方や運用方法を中心に、「成功しているECサイトがしていること」をわかりやすく、具体的に解説する内容が展開されました。

会場は1月の開催と同様「ニフティ株式会社 セミナールーム」。面積、席数ともに増量したにも関わらず、途中でさらに席を用意するほどの大盛況。その関心の高さを示す、熱気あふれるセミナーとなりました。


開催:2016年4月14
場所:ニフティ株式会社 セミナールーム
共催:ニフティ株式会社・中小企業基盤整備機構
司会:ニフティ株式会社 SMB事業推進部 課長 本宿圭太

講演:第1プログラム ニフティ株式会社 SMB事業推進部 課長 本宿圭太
            「ECサイトの集客に関するアンケート 結果発表」
   第2プログラム エンパワーショップ株式会社 代表取締役 西澤 優一郎
            「ECサイトにおけるコンテンツマーケティングの基本と事例」
   第3プラグラム VALT JAPAN株式会社 代表取締役 小野 貴也
            「高質なコンテンツを安心の価格で調達する方法」
   Q&A座談会

無料ホームページ診断&個別相談会:
   株式会社ほむぺじ 代表取締役 中山 修一
   株式会社フラクタ Webプロデューサー 木村 俊朗
   株式会社SERENDEC 代表取締役 楠本 ゆうき
   ボクブロック株式会社 プランナー 山中 雄一朗
   VALT JAPAN株式会社 代表取締役 小野 貴也
   エンパワーショップ株式会社 西澤 優一郎

(敬称略・順不同)

seminar_20160414_01.jpg50名以上の方にご来場いただきました。 


 

第1プログラム
「ECサイトの集客に関するアンケート」結果発表

開会の挨拶に引き続きニフティ株式会社・本宿氏より、企業のECサイト担当者300名を対象にした集客に関するアンケート結果が発表されました。

seminar_20160414_02.jpg「ECサイトの集客に関するアンケート 結果発表」(ニフティ株式会社/本宿)

  • アンケートから見えたECサイトの現状と課題1

    6割以上の担当者がECサイトの売上に満足していない。
    さらに、そのうちの約8割はEC
    展開についての「よい相談相手がいない」。
    自身が担当するECサイトの売上に「満足している」と回答したのは33.7%にとどまり、「満足していない」が66.3%と過半数を超えた。さらに「売上に満足している人」の47.5%が「よい相談相手がいる」と回答したのに対し、「売上に満足していない人」では18.1%。よい相談相手の有無が売上満足度を高める一因になることがわかった。

  • アンケートから見えたECサイトの現状と課題2

    1年以内の集客状況について「増加傾向」と回答した人は全体で54.0%。
    サイトの売上に「満足している」と回答した人の8
    割は「増加傾向」。
    直近1年の集客状況では、全体の54.0%が「増加傾向」であると回答。売上に対する満足度別で見ると、「増加傾向」と回答したのは「売上に満足している人」では80.0%、「売上に満足していない人」では38.3%と、両者に41.7ポイントの差が生じた。売上に満足しているECサイトでは、集客も順調なことがうかがえる。

  • アンケートから見えたECサイトの現状と課題3

    売上満足度と集客施策への手応えには相関関係がある。
    手応えを感じた集客施策は「検索広告/リスティング広告」が30.0%と最多。以下「検索エンジン最適化」25.3%、「ブログの開設/運営」16.0%と続いた。
    注目すべきは、ほとんどの施策において「売上に満足している人」は「売上に満足していない人」よりも手応えを感じている点。また「売上に満足していない人」の31.7%は施策自体を何も講じていないと回答。これは「売上に満足している人」を15.9ポイント上回ることから、売上満足度と集客施策には相関関係があることが浮き彫りになった。

このアンケート結果を受けて本宿氏は「売り上げに満足している人は、何らかの策を講じて集客UPを図っています。逆に言えば『何もしなければ集客には結びつかない』ということ。その上で問われるのは「どんなツールを活用するのか」「どんな策を施すか」という内容です。今回のセミナーではその一例として、オウンドメディアによるコンテンツマーケティングを取り上げるので、ぜひ活用してほしいと思います」と強調していました。

第2プログラム
ECサイトにおけるコンテンツマーケティングの基本と事例

seminar_20160414_03.jpg「ECサイトにおけるコンテンツマーケティングの基本と事例」
(エンパワーショップ株式会社/西澤さん)

続いて登壇したのは、EC業界のトレンドや運営ノウハウを紹介するメディア『eコマースコンバージョンラボ』を運営するエンパワーショップ株式会社の西澤優一郎氏。同WEBサイトはEC関連のメディアとしてNo.1の「いいね」数を誇り、Googleにおいて「Eコマース」「コンバージョン」などのワードではWikipediaを抑えて1位に検索されるなどの成功を収めています。
西澤氏はコンテンツマーケティングの基本や典型手法、事例などをわかりやすく解説しました。

  • コンテンツマーケティングとは
    WEB販促における予算は、「ナニ」に「いくら」分配するかにより決まる。まずは目的の明確化・目標の具現化をした上でプロジェクト内容を定め、実現方法の決定、自社不足事項の洗い出し、業者選定・見積り取得と進めて予算の分配が行われる。
     
  • コンテンツマーケティングの成果
    検索エンジンのロジックが変化し、SEOの観点からも「ユーザーにとって価値のあるコンテンツであるか」が重要視されるようになったことで、コンテンツマーケティングは存在感を増している。また潜在顧客に対し「ニーズの高い情報の発信をしっかり継続できる会社」と認識させるブランディング効果、ファン数やコンテンツ数という形で蓄積される投資効果、スタッフがユーザーのニーズを意識しながらレベルアップを図る教育効果など、コンテンツマーケティングによって得られる成果は直接的、間接的に大きい。

  • コンテンツマーケティングによくある間違い
    リスティング広告のような短期的・直接的な効果を望むと成功は得にくい。あくまで量より質にこだわり、継続的、長期的にコンテンツを提供し続けることがカギ。
    またコンテンツは直接的にセールスを導く「広告」ではなく、中立性を意識した「記事」であるべき。商品を紹介したい、リンクをたくさん貼りたいという気持ちをグッと抑え、ユーザーの役に立つ情報を提供し信頼を勝ち取ることが、高いインバウンド効果につながる。
    記事の内容はもとより、タイトルやビジュアルにもそれ以上の配慮をすることが、注目や拡散を高めるポイント。その点では旧来型のブログとは大きく異なる制作体制が求められる。  

この後、タイプ別のコンテンツマーケティング成功事例を紹介。それぞれが得意とする領域の情報を詳しく、中立的に紹介しているコンテンツであることを確認しながら理解を深めました。
最後に西澤氏は「コンテンツをただ作って垂れ流すのではなく、魂を込めた記事一つひとつをしっかり露出し、潜在顧客に届けていくこと。文字通り『コンテンツをしっかりマーケティングする姿勢』こそが一番重要」と強調し締めくくりました。

第3プログラム
高質なコンテンツを安心の価格で調達する方法

引き続きセミナーは、バックオフィス業務支援・コンテンツ制作支援サービス『Concierge Line』を運営するVALT JAPAN株式会社・小野貴也氏による講演へ移りました。

4,000名を超える人員リソースを保有する同社は、コンテンツマーケティングの実施において必要な「Web上の情報調査」「商品レビュ-/ブログ記事作成」「SNS投稿内容集計/アンケート集計」といった業務を受託する会社。技能レベルの高い障がい者スタッフが所属する就労支援施設との連携により、高品質のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)を、安心価格で提供できる仕組みを紹介しました。

小野氏は「コンテンツマーケィングを成功させるためには、多くの地道な業務をこなす必要がある。それらをBPOにより解決することで、スタッフのモチベーション低下を防ぎ、コンテンツ制作に集中させることが可能。ぜひ有効に活用してほしい」と呼びかけました。

seminar_20160414_04.jpg「高質なコンテンツを安心の価格で調達する方法」(VALT JAPAN株式会社/小野さん)  


パネルディスカッション形式による、座談会Q&A
成功しているWEBサイトの創り手が、ツボとコツを紹介!

効果的なマーケティングやブランディングの幅広い知識を駆使し、顧客に大きな成果を還元してきた 『WEB販促の窓口』パートナー6社による座談会は、参加者から寄せられた質問に答える形式で進められ、有益な情報が飛び交いました。

seminar_20160414_11.jpgECサイトのエキスパートによるパネルディスカッション形式座談会。 

今回のテーマであるコンテンツマーケティング成功のポイントについては「中身のない記事を頻繁に上げるよりも、きちんとした取材に基づいた内容の濃い記事を週1本ずつでも上げること(SERENDEC・楠本氏)」

seminar_20160414_05.jpg「きちんとした取材に基づいた内容の濃い記事を週1本ずつでも上げること」
(株式会社SERENDEC/楠本さん)

「自身のWEBサイトや取り扱うジャンルを好きでいることが最低条件。情熱や度量が大きくなければ、顧客に伝えたいことを伝えることはできない(ボクブロック・山中氏)」

seminar_20160414_06.jpg自身のWEBサイトや取り扱うジャンルを好きでいることが最低条件
(ボクブロック株式会社/山中さん)

「コンテンツ制作を外部のライターに依頼するにせよ、発注する側がメディアの方針をしっかり定め、内容の軸をブレさせないことが大切(エンパワーショップ・西澤氏)」

seminar_20160414_08.jpgメディアの方針をしっかり定め、内容の軸をブレさせないことが大切
(エンパワーショップ株式会社/西澤さん)

「オウンドメディアの立ち上げ当初は『やるべきこと』よりも『やってはいけないこと』を定める。やるべきことはローンチ後、段階的に発展させていけばよい(フラクタ・木村氏)」

seminar_20160414_07.jpg『やるべきこと』よりも『やってはいけないこと』を定める
(株式会社フラクタ/木村さん)

「優秀な担当者に求められるのは確かな文章力だが、文章だけでなく画像も重要なファクターとなる。写真加工技術があればさらに大きな武器になる(ほむぺじ 中山氏)」
などの発言に対し、熱心にメモを取る参加者の姿が見られました。

seminar_20160414_09.jpg写真加工技術があればさらに大きな武器になる
(株式会社ほむぺじ/中山さん)

その後は『WEB販促の窓口』パートナー企業による無料・個別相談会を開催。参加者が自社のサイトを画面で一緒に見ながら、悩みや今後の対策などのアドバイスを受ける貴重な時間となりました。

 

seminar_20160414_10.jpg無料ホームページ診断&個別相談会

いかがでしたか。
今後も成果に結びつく有益なセミナーを開催したいと考えています。
引き続き『WEB販促の窓口』やfacebook等での告知をチェックしてください!

セミナー資料は下記リンクよりご参考ください。

 

次回の開催にも、ぜひご期待ください!

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